1.施設建設の目的
練馬区資源循環センター(以下「資源循環センター」と省略します。)は、練馬区の循環型社会形成に向けての中心的施設として建設され、平成22年(2010年)11月1日に開館しました。施設は、環境に配慮し、太陽光発電、雨水利用、屋上緑化等を行っています。
この資源循環センターは、粗大ごみの収集および再使用事業や使用済み食用油の持ち込みなど、今後、練馬区における資源の回収事業を発展、充実させ、区民サービスの向上を図るための事業拠点としての役割を担っています。
2.資源循環センターの事業運営
当センターの事業運営は、公益財団法人練馬区環境まちづくり公社が区からの委託を受け実施しています。公社は、環境と共生する快適なまちの形成のために、区との協定に基づき、環境への負荷の軽減、公衆衛生の向上および環境の保全に向けた事業を推進します。
(1)粗大ごみを廃棄するだけでなく再使用します。
ごみの発生抑制、リサイクルをすすめる観点から収集した再利用可能な粗大ごみを簡単な修理、清掃を行い、区内にあるリサイクルセンターに供給します。リサイクルセンターでは、希望する区民に販売しています。現在リサイクルセンターは、豊玉リサイクルセンター、関町リサイクルセンター、春日町リサイクルセンター、大泉リサイクルセンターの4館あります。
(2)粗大ごみの持込みができます。また、日曜日も粗大ごみの収集を行っています。
1. 粗大ごみを直接持込むことが出来ます。
粗大ごみ受付センターに申し込みをして、資源循環センターにおいでください。引越しなどで大量に出る場合は、資源循環センターにご相談ください。
2.日曜日も粗大ごみを収集しています。
これまでの月曜日から土曜日の収集に日曜日収集を加え、希望の曜日に収集を行い、住民サービスの向上に努めています。
(3)古布や廃食用油などの資源の持込みができます。
資源循環センターは、新たな拠点回収施設のひとつとして、資源の持込みができます。また、同時に「なべ・やかん・フライパン」や「インクカートリッジ」の回収もしています。
- 毎日(午前9時~午後5時まで)持ち込みができるもの
(1)廃乾電池 (2)充電池 (3)紙パック (4)インクカートリッジ - 毎週日曜日の午前9時~正午まで持ち込みできるもの
(1)古布 (2)使用済み食用油(消費期限切れも可) (3)なべ・やかん・フライパン
(4)資源循環推進に関する普及・啓発事業に取り組みます。
- 相談コーナー
相談コーナーでは、リサイクルに関する図書や行政資料を用意しています。資料は、自由に閲覧することができます。 - 展示スペース
展示スペースでは、リサイクル処理の経路が具体的に理解できるよう品目ごとに写真と説明のパネル、見本品を展示してあります。 - 施設の見学
施設の案内、区の清掃・リサイクル事業の紹介や施設の案内をします。また、展示スペースではストックヤード棟内の作業の様子を安全に見学することができます。
(5)事業者の方々をつなぐネットワークをつくります。
資源循環推進事業を進める事業者間の連携、連絡、情報交換を図るため、今後ネットワークを構築していく予定です。当資源循環センターにおいて、連絡調整会議、共同研修、安全講習会などの実施を通して事業者相互間の協働体制を促進することを目標としていきます。